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運命の誘惑

第39章 光

「なぁ、寺島!」


隣りから妙にワクワクした声色で呼び掛ける岡田に少しだけビックリして振り向くと、


声色と比例したワクワク顔の岡田に思わず笑いが出る。




「どしたー?」


「ちょっと下降りてみようぜ!」


「へ?」



岡田は下の海岸へ続く道の方向へに指を差して満面の笑顔。



‥・・あぁ、なるほどね。



あの道を見つけたから嬉しいのか。



なんて1人で納得してると





「ほら!!早く降りてみようぜ!?」




グイッとワクワク岡田に手を引っ張って立たされて



「行くぞっ!!」

「うわっ!!!」



猛ダッシュ。






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