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運命の誘惑

第41章 番外編

掌に舞い降りた1枚の桜の花びらを見つめながらただ驚いてる私に



「恭が祝福してくれたんだよ。」



私の肩を抱いて優しく微笑する岡田。



「恭が……?」


恭が祝福……?



…祝福の風なら分かる。

いつもここに来ると優しい風が舞うから私はその度に恭が降りて来てくれたのかなって勝手に解釈しちゃってるんだけど。



「でもこの季節に桜だよ…?」



どこをどう見ても桜なんてどこにも無いのに。



何で…?





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