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運命の誘惑

第41章 番外編

少し動揺気味な私に岡田はそっと私の頭を優しく撫でて。



「寺島はバカだねぇ~」


「はっ?」


「恭を誰だと思ってんの?」


「え…?」



岡田は空に向けて人差し指を立ててニカリと笑顔。



「寺島のためなら何だってやる男だよ?

桜が舞う事なんてちょろい事なんだよっ♪」



なっ?!って空に向けて再びニカリ。



「恭、お前いい仕事してんなー!

また寺島の株上げやがったな?!」



なんて恭に届くくらいの大声で恭へのメッセージを叫ぶ岡田。





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