運命の誘惑
第6章 突然のカミングアウト
「え…‥」
オドオドしく顔を上げる岡田。
「‥なんでそんな怯えた感じで顔上げるわけ?」
何か‥ムカつくんですけど。
許す気持ちが萎えるんですけど。
「いや‥また蹴られるのかなと‥」
「蹴られたいわけ?」
「ま、ま、ま、まさかっ!!」
顔を引き攣らせて完全逃げ腰の岡田に思わず笑いが出る。
「もういいよ。私も蹴ったし」
結構な勢いで蹴り上げちゃったし。
綺麗に入ったし。
それだけで大満足だし。
‥しかも。
恭の事、知ってたのは元ちゃんから聞いた事で中学時代の人から聞いたわけじゃないって分かったし。
あの中学の人と繋がりが‥多分ないと分かったし。
すると、岡田はさっきまでのオドオドしさから一転。
花が咲いたようにパァーッと表情が明るくなって
「ありがとう!!“寺島”!!」
何故か“寺島さん”の“さん”が許したと同時に無くなってた。
‥・・許した途端、呼び捨てかよ。
別にいいけど‥・。
オドオドしく顔を上げる岡田。
「‥なんでそんな怯えた感じで顔上げるわけ?」
何か‥ムカつくんですけど。
許す気持ちが萎えるんですけど。
「いや‥また蹴られるのかなと‥」
「蹴られたいわけ?」
「ま、ま、ま、まさかっ!!」
顔を引き攣らせて完全逃げ腰の岡田に思わず笑いが出る。
「もういいよ。私も蹴ったし」
結構な勢いで蹴り上げちゃったし。
綺麗に入ったし。
それだけで大満足だし。
‥しかも。
恭の事、知ってたのは元ちゃんから聞いた事で中学時代の人から聞いたわけじゃないって分かったし。
あの中学の人と繋がりが‥多分ないと分かったし。
すると、岡田はさっきまでのオドオドしさから一転。
花が咲いたようにパァーッと表情が明るくなって
「ありがとう!!“寺島”!!」
何故か“寺島さん”の“さん”が許したと同時に無くなってた。
‥・・許した途端、呼び捨てかよ。
別にいいけど‥・。