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運命の誘惑

第6章 突然のカミングアウト

‥‥恭?




ねぇ‥聞こえてる‥‥?





「恭…今、私が寂しいよ‥‥」






恭…?





私‥今、イジケてるよ?





早く傍に来て






“愛結、好きだよ”





囁いて、また「単純」て笑ってよ‥。




雲を眺める視界が徐々に揺れ動き、蒼い空がまるで海の中にいるように視界が潤む。





「寂しいよ‥‥」



「うん、だろうと思って来てみたよ」










――――!!

















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