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運命の誘惑

第6章 突然のカミングアウト

「大きなお世話!」



こいつ‥

やっぱり嫌なヤツ!!

何で一々‥・!!




「だから、何度も言うけどあんたに関係ないじゃんっつーの!!」



「関係ねーけどさぁ?人生、損じゃね?ずっとそうやって死んだ人思いながら浸ってんの、勿体なくね?」




そう言って岡田は私から視線を反らして空を仰いで、フゥーッと煙草を吐き出す。





‥‥何?こいつ。マジで。

今日1日、ホント何なの?

何で今日あったばっかのヤツに色々言われなきゃなんないわけ?




「喧嘩売ってんの?」



「そんなつもりはないんだけど?」




空を見上げてた岡田は煙草を消して、身体全体を私の方に向けて




「てかさ、煙草似合ってないから止めな?」



「あ!ちょっと!?」




私の手からスッと煙草を取り上げ問答無用で消火。








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