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男子 × __

第16章 寂しげな瞳

*


雨月「…莉優…?」

「ねぇ」

「こっち見てよ」


さっきからずっと僕の心配をしてくれる

でも、顔は上げられない
上げたくない、良く分からないけどごめん…


雨月「なに…この薬の量…っ!?」


あちこちに散らばっている薬の袋や瓶

あぁ、ついでいうとカッターナイフも何本か散らかっているけれど気にしないで、


…なんて、嘘
気にしてほしい...


わかってる、めんどくさいなんてことは。


頭ではわかるよ でも、

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