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狂愛彼氏。

第1章 波乱の幕開け


龍來はタバコをフィルターぎりぎりまでゆっくり1本吸いきり、
閉ざしていた口を開いた。


「んで、なにがあった?」

頭を撫でながら、優しく問いかけてくる龍來の温かさに私の感情と涙腺はすぐに緩んだ。

泣き虫な私。
感情がコントロールできなくなるとすぐに涙が溢れる。

「泣け泣け!泣いて忘れろ!」

龍來は涙を指ですくう。
龍來に触れられた場所が熱い。




私は龍來に全てを話した。

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