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狂愛彼氏。

第1章 波乱の幕開け

「んな、辛かったんだ。1人でそんな抱え込むなよ」

龍來はもっと強く抱き締めてきた。

これじゃあ恋人同士みたいじゃん。
けれど私の身体は離れなかった。

今だけ、今だけでいいから
龍來に抱き締めてもらいたい。


龍來と付き合う子は幸せだろうな…。
そんなことを考えながら、甘い時間にただただ身を委ねた。





私がただただその一時に幸せを感じていると、龍來はいきなり私の顎を持ち上げた。


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