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狂愛彼氏。

第2章 甘く激しい初体験

「精一杯大事にすっから」


龍來のむちむちとした柔らかい指が私の髪を優しく梳いた。
それが耳に少し触れただけで
私の身体には電流がはしる。

「あっ…ぅ」

生まれて初めて自分の口からこぼれた甘い喘ぎ声に、とてつもない羞恥を覚える。

「触っただけで感じるのかよ」

面白そうに私の耳を擽る龍來。

「アッ、アッ、ぅぅン」

その手の動きに合わせて、また
漏れる甘い声。

私は恥ずかしすぎて自分の指を
噛んだ。


「その顔逆に煽るよ?指くわえて物欲しそうな顔して」

ニカッと笑って龍來に嫌な予感がして私は指を外した。

「あ、綾すぐ騙された」

龍來は私の唇にキスを落とした。
そしてまた、耳で甘く囁く。


「指くわえてちゃキスできねえからさ」

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