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従わない奴隷

第6章 ユウリとケーキ

さっきまで
リラックスしていた
ユウリは

フォークを
テーブルに置いて



膝の上で
手を

ぎゅ~って
握った





「ユウリ?」





「はい」





「俺は
お前がどんなカッコしてても
俺は全然い~んだけど?


俺は
お前と
飯食いたかったんだよ


お前に
なんか
おごってやりたかったんだよ


なんか知んね~けど
あのチップで
お前とファミレスとか
行きたかったんだよ



どう見られようが

俺が
お前と行きたかったんだよ


カッコとかそんなの・・


気にすんな





お前が・・・



俺と一緒が嫌なら
仕方ねぇけど」





「そんなっ



そんなこと

・・・・ないです」








「嫌じゃねーんだな?」








「はい」








「じゃあ・・・



今度誘ったら
行くか?

飯。」
















「・・・はい」






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