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従わない奴隷

第7章 30代、レイコ


レイコは
尻を触ると
俺を突き放し
ソファーで足を組んだ


まぁ・・ヤルためには
仕方ねぇか


俺は
車に荷物を運び
レイコを車まで
案内した



「開けてちょうだい」



相変わらずな
上から目線だ



「どうぞ、レイコさま」



「何よ、気持ち悪いわ」




「そうですか?

俺、奴隷なんで」




レイコを助手席に乗せて
俺はハンドルを握った




「助手席なんて久しぶりだわ」



「どんだけセレブなんだよ」




「・・・さぁね

お金なんて腐るほどあるわ」




「すげーな

で?どこのホテル?」




「あそこよ」




レイコが指差したのは
この辺じゃあ
一番高級で

どこからでも
見えるほどの高さの
ホテルだった






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