テキストサイズ

従わない奴隷

第8章 ユウリと料理

「ど、どうしたんですか?」



俺は
あまりの驚きに
起き上がってしまった


なんだよ

男いんのか?!!


てか

もしかしてもしかして


化粧しろとか
言ったの
そいつなのかぁ~?!!!!




「い、いや・・


オ、オトコも
料理しに来てるとか
思わなかった・・」




「そうなんです

なんだか
流行ってるみたいで・・

体験に行ったときは
女性ばかりだったのに
入会してみたら
男性もいて・・・

私も最初びっくりしました」




マジか・・・


なんか
なんか
なんか




さっきは
めっちゃ
うれしかったのにさ




天国から地獄



みたいな?





それから俺は

その料理男子が
気になって気になって
仕方なく


でもユウリに
いろいろ
聞くのも

ちょっとアレで



結局

また

一睡もしないまま

バイトにでかけた





最近

ユウリの部屋で



ほとんど

仮眠してないことは



ちょっと

気がついていたけど




知らないふりを

続けよう・・・





そんなことを

思いながら




俺は

バイト先で

グラスを拭いていた

ストーリーメニュー

TOPTOPへ