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従わない奴隷

第8章 ユウリと料理

バイトの休憩中に
姉貴に電話を入れ

ユウリの化粧の件を
話した


姉貴は
簡単にOKし
週末は店が閉まるのが
遅いから
水曜日に来て欲しい
とのことだった



「なんだよ、水曜かよ~~」



「なによ、水曜日じゃ
だめなの?」



「い、いや・・別に・・」



火曜と木曜が
料理教室で
水曜もいないなら
3日連続で
ユウリの部屋には
行けないじゃねーか・・・



「ユウリちゃんって
家、どこ?」



「ん~・・A町」



「あ~・・・
それじゃ、電車の乗り換えも
時間かかるし
帰りが遅くなるわね・・・」



「そうか?」




「あんたは
車ばっか乗ってるから
分かんないんでしょうけど
・・・・

あ、あんた
帰りだけでも送って
あげなさいよ」




「え?」




「どうせ、夜のバイトまで
暇でしょ?」




「なんだよ
めんどくせぇなぁ~」




とか言いつつ
心の中で
姉貴に感謝してる、俺~~~




「またまた~

てか、あんたたち
どーゆー関係?

あやしいんですけど~~」





「なんでもねぇよ

ちょっと・・・

バイトで
知り合っただけだ

うっせーよ」




「はいはい

わかりました


じゃ、水曜日
帰り、忘れないで
送っていきなさいよ?」





「仕方ねぇな・・」






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