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「すみません・・

せっかく
いただいたのに・・」



「気にすんなよ

これから
着ればいいんだから」




「・・・・」




「ユウリ？」




「はい」




「あのな

目立つのが
気になるんだろ？

目立ったら
また・・・
イヤなことが
起きるんじゃねぇかって」




「・・・・」






「でもな、ユウリ


お前の
今の地味な感じは・・・


ある意味
目立ってるぞ？」




「えっ・・」



ユウリは
うつむいていた顔を
急に上げて

びっくりした顔で
俺を見つめた



「料理教室で
みんな化粧してたんだろ？」




「・・はい・・」



「してなかったの
ユウリだけだろ？」



「はい」





「目立ってんじゃん

お前(笑)」





「あっ・・」