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従わない奴隷

第11章 俺とバイトとユウリ

「お待たせしました~」




あ・・・



いいとこだったのに


ハンバーグを
店員が運んできた



ユウリは
すぐに手を引いて


俺の手の中から




いなくなってしまった




もっと

触っていたかったのに・・










店員が
居なくなって

ユウリを見ると

ユウリは
もう真っ赤な顔で


見えないけど
多分



膝の上で
ぎゅ~って
拳を握ってるんだと思った





俺の妹は






たまらなく


恥ずかしがり屋だ






と言うか・・・




俺と違って

異性に
免疫がない




でも
そんな俺も





手のひらが
触れ合う



たったそれだけの
ことなのに



手汗が
半端なかった


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