従わない奴隷
第11章 俺とバイトとユウリ
ハンバーグを
食べ始めて
少し落ち着いてくると
ユウリは
いつものように
唇を時々拭いはじめた
あ~ぁ・・
また口紅全部とれてる(笑)
「うまいか?」
「はいっ」
「だろ?」
「はい」
あぁ・・・いいな
口紅なんかしてない
ユウリの笑顔は
あの部屋に居るみたいで
落ち着くよ
また
行きてぇな・・
あの部屋
ハンバーグを
食べ終えると
ユウリは
姉貴からメールがあったと
話し始めた
先週、店に行かなかった
次の日
あと一回で
メイクレッスンは
卒業だから
あと一回だけでいいから
お店に来てって
姉貴はユウリに
そうメールしたそうだ
ライキにも
用があるから
だから
俺に送迎
してもらって欲しいって
姉貴・・・
勝手なこと
しやがって
「そうか・・・
まぁ・・よかったな
卒業できて」
「はい」
上手に
できてるよと
褒めてやりたかったけど
また
ユウリが
うつむいてしまうのが
嫌で
それは
言わないことにした
食べ始めて
少し落ち着いてくると
ユウリは
いつものように
唇を時々拭いはじめた
あ~ぁ・・
また口紅全部とれてる(笑)
「うまいか?」
「はいっ」
「だろ?」
「はい」
あぁ・・・いいな
口紅なんかしてない
ユウリの笑顔は
あの部屋に居るみたいで
落ち着くよ
また
行きてぇな・・
あの部屋
ハンバーグを
食べ終えると
ユウリは
姉貴からメールがあったと
話し始めた
先週、店に行かなかった
次の日
あと一回で
メイクレッスンは
卒業だから
あと一回だけでいいから
お店に来てって
姉貴はユウリに
そうメールしたそうだ
ライキにも
用があるから
だから
俺に送迎
してもらって欲しいって
姉貴・・・
勝手なこと
しやがって
「そうか・・・
まぁ・・よかったな
卒業できて」
「はい」
上手に
できてるよと
褒めてやりたかったけど
また
ユウリが
うつむいてしまうのが
嫌で
それは
言わないことにした