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従わない奴隷

第14章 ユウリの恋人役



こんな感じで

俺とユウリの

恋人役という

微妙な関係がスタートした





契約解除は

ユウリの意思に

委ねられている




何か

気に入らないことでもあれば

明日にでも

解除されるかもしれない



そんな

綱渡りのような契約






でも





ずっと

解除されないかもしれなくて





愛することを

ためらってしまう

俺にとって






ユウリに

触れることのできる



ある意味




最高の契約。












契約した翌日



いつもは
落ち着く場所なのに


絶対的に
睡眠不足なのに



なぜか

お互い

ぎこちなくて




なぜか

全く眠くもなく




なぜか

言葉少なに







俺は

お茶を

飲んでいた


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