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従わない奴隷

第14章 ユウリの恋人役



寝不足の
ライキさんを
起こさないように


返信するのは
我慢して


というより


返信の言葉が
見つからず


私は出勤の準備に
取りかかった



最近
朝が寒くて

きらい



でも
お布団から出ると同時に
肩に羽織る
ブランケットを
見るたびに
居眠りをする
ライキさんを
思い出して

すこし


好き





ブランケットを
羽織ったまま
お湯を沸かしていると

ライキさんの
湯呑が
目に入る



それも


好き






なかなか
沸かないお湯を
待ちながら


もう一度


携帯の画面を見つめた





おやすみ ユウリ

おはよう ユウリ








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好き








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