従わない奴隷
第15章 俺と仕事
新しい洋服を着て
店を出た
相変わらず
恥ずかしそうに
ってゆーか
慣れない風で
ユウリは
歩いていた
時間は丁度
昼を過ぎていて
朝から何も食ってない
俺は
腹が減ってきた
「腹へった~~」
「(笑)」
「なんか、食おうぜ」
「はい」
それから
ゆっくりできる店を
探した
いろいろ
話したいことがあった
少しだけ
ユウリと
いちゃいちゃも
したかった
俺は
前に行ったことのある
個室のある店に
ユウリを連れて行った
出てくる料理は
和食だけど
そんなのは
どうでもよかった
個室が
よかったんだ
個室は意外にも
ユウリは
落ち着くみたいで
部屋で見るような
表情になっていた