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従わない奴隷

第15章 俺と仕事


それから
俺たちは店を出て


俺の働く・・・



いや

修行してる
ショップに向かった



さすがに
ユウリを連れて
店内に入るのは
照れくさくて


少し
離れた場所から
ショップの外観を
2人で眺めた





たったそれだけなのに

ユウリは
満足そうにしていた


ちょっと
興奮してるのか

手をつなぐ
俺の手を
少しキツク握りながら



店内は広いのか

何時閉店なのか

お客さんは
どんな人が来るのか



なんだか
色んな事を聞いてきた




「どうしたんだよ(笑)」




「え?」




「そんなの
いつでも聞けるだろ?」




「あ・・・はい(苦笑)」




「そろそろ
イルミネーションみれるとこに
移動するか?」




「はいっ」




その返事が
めちゃくちゃ
かわいかったから


ずっと
つないでいた手をほどいて

俺は
ユウリの肩に手を回した





「ちょっと・・



寒くなってきただろ?」






なんて

言い訳しながら


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