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従わない奴隷

第15章 俺と仕事


頬にあてた手を

ユウリの
顎に移し


もう少しだけ



ユウリの顔を
上げさせ





俺は


ゆっくりと

ユウリに
顔を近付けた





キスって







どうやるんだっけ





そんなことを
考えながら。







そう言えば
キスをするのは
久しぶりだった



最後にしたのは・・・・






まだ
がっつり
奴隷をやってた時だ




奴隷を・・・・









奴隷・・








ふと

ユウリの
閉じられた瞳に
目をやると



その

閉じられた瞳の

まつ毛が





小刻みに

震えていた





ユウリ・・














ごめんな











俺は

心の中で
そう呟いて




ユウリの

おでこに








くちづけた

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