テキストサイズ

従わない奴隷

第17章 ユウリ、ごめんな


「ライキさん・・」






「ん?」






ユウリに触れているからか

ユウリの肩に
喉がふれているからか

自分の声が


カラダに響いて
心地いい







「うれしいです」







「よかった」







「もし


もし本当に

ライキさんが



私を


その・・・・




こんな私で

よかったら」











「好きだよ




ほんとうに



ユウリが
いいんだ」










ユウリが


俺の腕を




優しく握った





と、同時に





俺は

目を閉じた


ストーリーメニュー

TOPTOPへ