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従わない奴隷

第18章 ユウリと唇

「で・・でます」





「お、おう・・」





なんだか
知んねーけど

2人に
緊張が走った



ユウリが

カラダを起こして
ベットに座ったから


俺も
つられて

カラダを起こしてしまった





ピッ





「あ、も、もしもし・・」




チラチラと
俺を見ながら


ユウリが
話しはじめた




「あ・・・は、はい

えっと・・
あの・・・


はい

多分・・・




あ、はい
大丈夫です



ラ、ライキさん
ですか?



あの・・はい


あ、いいです
その・・



自分で・・


あ、でも
ほんとに




あっ・・・・」








「どした?」







「切れちゃいました」






bubububububu






「あ、俺の・・・」





「多分・・・

お姉さんからです・・」






「マジか・・」






ピッ





「あ、ライキ?

あのね、
またユウリちゃんに
カットモデル
お願いしたから

送迎
よろしくね


てかさ

あんた
今日、仕事
休んだでしょ~~!!

知らないで
電話しちゃったわよ


しっかりしなさいよね
ほんと

いい加減
ちゃんと
やんなさい?



もしもし?


わかってんの?


ライキ?!」






ユウリと

俺は


2人で
姉貴の声を
聞いていた



一台の携帯に



耳をよせて




声を
殺して

笑ってたんだ




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