従わない奴隷
第20章 小さなベット
部屋に入って
台所に荷物を置くと
ユウリは
小さな冷蔵庫を開けて
買ったものを
中に入れはじめた
「俺、着替えていい?」
「あ、はい」
部屋に入って
上着を脱ぎ
シャツを脱ぐと
シャー・・って
カーテンを
引く音が聞こえた(笑)
ま、まぁ
そうだよな(笑)
ハダカじゃねぇんだけど
ユウリは
下着もだめらしかった(笑)
手早く着替えて
カーテンをあけ
「おわった~」
って声をかけると
ユウリは
お茶を入れていた。
なんかさぁ
めっちゃ
いい嫁さんに
なるんじゃね?
とか
思って
俺はまたまた
ニヤついてしまった。
そんな顔を隠すように
俺は部屋に戻って
いつもの場所に座った
「はい・・どうぞ」
「おぅ」
あ~・・うまそう・・
お茶とかさ
ほんと
どーでもよかったんだけどさ
なんか
飲んでるうちに
うまく感じるようになって
ここでしか飲まない
熱いお茶は
いつの間にか
俺の
ほっとするアイテムの
ひとつに
昇格していた