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従わない奴隷

第20章 小さなベット


お茶を
半分くらい飲んでから
ピザを注文しておこう
とゆー話になった。


どれにする?


ってことになって
一枚のチラシを
2人で見ていた


けど


なんか見にくくて


俺は
ユウリを隣に誘った




「こっちおいで?」



「・・うん」



あ、うんって言った。





俺は
右足の膝を立てて
ベットにもたれて座り

左手で
ユウリの右手を握った



ユウリは
クッションを左手で
抱いたまま

膝立ちになると



ちょっと
照れながら



ちょっとずつ
前に進んで


ちょっとずつ
俺に近づいた



そして
ようやく

俺のとなりに
ちょこんと座った





「いつも
ここに座れよ」




「・・・・」




「もたれられるし
テレビ見やすいだろ?」




「・・・うん」






その日から

ユウリの
いつもの場所は


俺の左隣になった





相変わらず
クッションは
抱きしめていたけど



いつでも
触れられる距離に
ユウリがいるだけで



俺は

満足していた。





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