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従わない奴隷

第4章 ユウリ、再び

ちょっと冷めたお茶を
すすりながら
部屋を見回す


音楽もかかってない

ふつ~の部屋


片付けがちゃんとしてる
ってゆーよりは
モノが少ない部屋


そんな
殺風景な部屋なのに



俺は

なんだか
落ち着いた



「あ~~~疲れた」



「あ、す、すみませんでした」



「あ、違う違う
俺さ、さっきまで
仕事してたんだよ」



「あっ・・」



「そんで、ちょっとまぁ
色々あってさ
疲れてんの

なんか
眠くなってきた」




「あの、本当に
ありがとうございました

お金は・・あとで」




「金とかいらね~」




「で、でも・・」



俺は
ベットの上のクッションを
手に取り
それを枕にするようにして
ラグの上に
横になった



「疲れた時

ちょっと寝かせろ

この部屋・・・
なんか落ち着くから


金の代わりにさ


たまに
来たとき
ちょっと寝かせてくれよ


そしたら
いつでも

助けてやる・・・



いいよな・・・



ユウ・・Zzzzzz・・・」




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