テキストサイズ

従わない奴隷

第6章 ユウリとケーキ

いつもの場所に
俺が座ってると


小さなテーブルに
ユウリの作った
パスタがのった



「作るなんて言っておいて
こんなものしかなくて

・・・すみません」



確かに
なんてことのない
ナポリタンが
テーブルにのっていた


ユウリは
実は料理がそんなに
得意ではないと
言いながら


簡単なサラダも
出してくれた




「いいよ、うまそ~じゃん

てかさ・・
ナポリタンとか
俺、久しぶり~(笑)」




小さなテーブルに
2人分のパスタとサラダ

2人で
手を合わせてから
ユウリのパスタを
2人で食べる



味?



まぁ・・・普通

だったと

思う




テーブルが小さくて



いつもより

近くにユウリがいて




同時に

パスタを食べる時には

ユウリの頭が近づいて




パスタで

汚れる唇が気になるのか

何度も何度も

ティッシュで

唇をぬぐう

ユウリの唇が

どんどん赤くなって





なんだか

恥ずかしそうに

食べてる

ユウリが






気になって

仕方ねぇ~~~~!!!



ストーリーメニュー

TOPTOPへ