従わない奴隷
第6章 ユウリとケーキ
色々気になりながらも
パスタを食べ終え
俺は
ベットにもたれかかった
「あ~~~食った~~
うまっかたよ
ごちそうさん」
あ、あれ?
ごちそうさまって
俺が言ってんじゃん(笑)
ユウリの
かわいい
ごちそうさまが
聞きたかったのにな(笑)
「すみません
こんなので・・・」
「え?うまっかったぜ?」
「でも・・・
もっと上手くなりたいです
料理教室とか・・
行きたいなって
思ってます」
「あ、まぁ
それはそれで
いいんじゃね?
やりたいことあんなら
やってみればいいじゃんか」
「は、はい」
ユウリの
うれしそうな顔
会社で辛い思いしてんなら
息抜きに
料理教室もいーじゃねぇかと
思った
ぼーっとしてる間に
ユウリは
片付けをすませ
いつもの場所に座った
「ライキさん?」
「ん?」
「寝なくていいんですか?」
「あ、あぁ
今日は夜のバイトは無しだ」
「そうなんですか」
「奴隷のバイトが入ってたから
バーテンのバイトは
キャンセルしたんだけどな
案外、奴隷のバイトが
早く終わったんだよ
だから
今日はもう
なんもねーの」
「はい」
「だからさぁ」
「はい」
「もーちっと
ココに居てもいいか?」
「はい
私も、明日はお休みなので」