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生きること

第1章 学校

桜が咲き、春がやってきた。
今日から高校生、だけど私は楽しみとか、不安とかいう感情はなかった。
ただひとつ、めんどくさいということ、その感情だけはあった。

「そろそろ、行かないと遅刻する。」


そして、始まった。
ひとりの少女の新しい人生というものが。


私が、これから通う学校は家から20分くらいの、青嵐高校。
県内では有名な不良高校らしい、私は家が近いという理由で青嵐高校を受験した。
別に私は周りからの評価とか、どうでもいい、だから何処の高校にいこうがどうでも良かった。

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