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生きること

第1章 学校


「あ、ついた!」

いろいろと考えてたらいつの間にか、学校についたらしい。
私の目の前は、桜の花びらと学校の門に、沢山の人で埋め尽くされていた。

「クラス何組だろう?」

私がクラスの掲示板を見るため並んでいると、騒ぎ声がした。
女の子たちの、悲鳴が鳴り止まない。

「うるさいな、鼓膜きれるっつーの!」

そう、小さく呟いた私の声が聞こえることもなく、悲鳴はよりうるさくなった。

なんとか、クラス掲示板を見ることができた私は悲鳴の鳴り止まない校門をあとにした。

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