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命が終わるまで

第10章 手紙。

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お母さんへ。


今はどこにいるのかもわからないけど書きます。


わたしはね、ずっと二番でさみしかった。


でも、ただそばにいてくれるだけで嬉しかったよ。


私が死ぬってきいたとき、いっぱいいっぱい泣いてたよね。

愛されてたっておもっていいの?


生まれ変わったらさ、もう一度


お母さんのこどもになりたいな。

また、ぎゅってしてほしいな。


わがままなこで、ごめんなさい


今度はもっとあいしてもらいたいな。


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