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クロスハート

第3章 西岡純2

隣の部屋から、身を乗り出し、トイレの窓に置かれた花に水遣りをしている。

落ちたらどうするんだ!

「中澤!はやく中へ入れ!」

「かちょこそ戻ってくださいー!」

「おい!あぶなっ!」

中澤が持っていたじょうろは下へ落ち、ガツンと音をたてた。

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