ツインズ・ラブ
第10章 告白の答え(Side司)
「言えないよ、こんなこと」
自分でも顔がまっかになっているのがわかる。
「よかった・・・。途中から俺、誰かの気配を書庫に感じていたんですけど、もう止められなくて」
そこはやめようよ。
心の中でつぶやく。
「ただ、これが表に出たら大変なことになる。わかっているなら、もう二度と校内でこんなことしないほうがいい」
「でも、会長!」
二宮ががしっと僕の両肩をつかんだ。空手で鍛えているだけあって、やけに痛い。
「俺、健全な男子高校生ですよ。我慢できないです」
「二宮君、落ち着いて」
「あいつとは学年も違うし、校舎内じゃないとなかなか会えないんです」
うちの学校は学年で寮がちがうからなぁ。
「それじゃあ、誰かにまた見られてもいいの?」
「それは・・・・・いやです」
自分でも顔がまっかになっているのがわかる。
「よかった・・・。途中から俺、誰かの気配を書庫に感じていたんですけど、もう止められなくて」
そこはやめようよ。
心の中でつぶやく。
「ただ、これが表に出たら大変なことになる。わかっているなら、もう二度と校内でこんなことしないほうがいい」
「でも、会長!」
二宮ががしっと僕の両肩をつかんだ。空手で鍛えているだけあって、やけに痛い。
「俺、健全な男子高校生ですよ。我慢できないです」
「二宮君、落ち着いて」
「あいつとは学年も違うし、校舎内じゃないとなかなか会えないんです」
うちの学校は学年で寮がちがうからなぁ。
「それじゃあ、誰かにまた見られてもいいの?」
「それは・・・・・いやです」