ツインズ・ラブ
第10章 告白の答え(Side司)
(Side 神田)
※ 進行の都合上、少しの間だけ、神田目線で書きます。
昨日から、司の態度が変だ。
告白した後もよそよそしい態度をとっていたけど、今ほどじゃなかった。
今は、明らかに俺を避けている。目を合わせるだけで、顔をそらす勢いだ。
反面、葉月には、べったりになった。いつも葉月の後ろに隠れている気がする。
あいつ、司に何をしたんだ。
「神田、聞いているか」
田中先生の言葉に今、自分が生徒指導室にいることを思い出す。
「すいません、少し考え事をしていました」
「そんなに不安なら、監視役の件、考え直したらどうだ?司は責任感が強いから、もう一度頼めば快く引き受けてくれるはずだ」
そうだろうか。
避けられているのに。
「いえ、先ほどもお話ししたように父には自分で話します」
※ 進行の都合上、少しの間だけ、神田目線で書きます。
昨日から、司の態度が変だ。
告白した後もよそよそしい態度をとっていたけど、今ほどじゃなかった。
今は、明らかに俺を避けている。目を合わせるだけで、顔をそらす勢いだ。
反面、葉月には、べったりになった。いつも葉月の後ろに隠れている気がする。
あいつ、司に何をしたんだ。
「神田、聞いているか」
田中先生の言葉に今、自分が生徒指導室にいることを思い出す。
「すいません、少し考え事をしていました」
「そんなに不安なら、監視役の件、考え直したらどうだ?司は責任感が強いから、もう一度頼めば快く引き受けてくれるはずだ」
そうだろうか。
避けられているのに。
「いえ、先ほどもお話ししたように父には自分で話します」