ツインズ・ラブ
第12章 解決策と対応(Side葉月)
「きらいになんて・・・ヒック、なれるわけないじゃないか・・」
その言葉に安堵する。
「良かった。俺、司に嫌われるのが一番怖い」
昔から何度『お兄ちゃん、僕のこと好き?』と聞いてきただろう。友達や親戚だけでなく、司に懐く愛犬にも嫉妬してしまう心の狭さに嫌気がさしたこともあったが、仕方がない。
俺は司にぞっこんなのだから。
「司を見ていると我慢がきかないんだ。俺は、司を愛しているから」
じっと司の瞳を見つめながら愛をささやく。司の顔が真っ赤に染まった。
家族愛だけじゃなくて・・。多少は俺のこと意識してくれている証拠だよな。
「見ていると、触りたいし、抱きしめたい」
もっと言うと、本当はSEXしたい。でも、ちょっとそれは今は我慢。きっとこの反応なら、時間をかければ自分から落ちてくる。
ここまで待ったんだ。
司を離す気はない。
一時的な気の迷いだと勘違いさせないためにも、ここは我慢。
元気になりすぎている息子をいさめるように心の中でつぶやく。
その言葉に安堵する。
「良かった。俺、司に嫌われるのが一番怖い」
昔から何度『お兄ちゃん、僕のこと好き?』と聞いてきただろう。友達や親戚だけでなく、司に懐く愛犬にも嫉妬してしまう心の狭さに嫌気がさしたこともあったが、仕方がない。
俺は司にぞっこんなのだから。
「司を見ていると我慢がきかないんだ。俺は、司を愛しているから」
じっと司の瞳を見つめながら愛をささやく。司の顔が真っ赤に染まった。
家族愛だけじゃなくて・・。多少は俺のこと意識してくれている証拠だよな。
「見ていると、触りたいし、抱きしめたい」
もっと言うと、本当はSEXしたい。でも、ちょっとそれは今は我慢。きっとこの反応なら、時間をかければ自分から落ちてくる。
ここまで待ったんだ。
司を離す気はない。
一時的な気の迷いだと勘違いさせないためにも、ここは我慢。
元気になりすぎている息子をいさめるように心の中でつぶやく。