ツインズ・ラブ
第13章 LikeとLoveの境目(Side司)
「義人。悪いけど、先に病院に行かないと・・・。ねぇ、あなた」
「でも折角作ってくれたんだから。お弁当箱か何かに詰めてもらったらどうだ?車の中で食べればいいじゃないか」
久しぶりに会った義人さんを慮って、父さんは言った。
でも、車の中でパスタは食べにくいんじゃ・・・。
「パスタは食べにくいよね。ごめん。気が利かなくて」
義人さんは申し訳なさそうに謝る。
義人さんはとてもいい人なのだけど、ちょっと抜けているところがあるのだ。
「でも、作り置きのパンがあるから、それを持って行ってよ。カボチャのスープも作ったから、ポットに詰めるまでの間待ってて」
「早くしてね」
「わかってる」
そう言って、義人さんはキッチンに走って行った。
「あなたたちは念のため、泊まりの準備をしてきて。ママは義人と一緒にお弁当を準備するから」
母さんにせかされて、僕たちは2階にある自分たちの部屋へ急いだ。
「でも折角作ってくれたんだから。お弁当箱か何かに詰めてもらったらどうだ?車の中で食べればいいじゃないか」
久しぶりに会った義人さんを慮って、父さんは言った。
でも、車の中でパスタは食べにくいんじゃ・・・。
「パスタは食べにくいよね。ごめん。気が利かなくて」
義人さんは申し訳なさそうに謝る。
義人さんはとてもいい人なのだけど、ちょっと抜けているところがあるのだ。
「でも、作り置きのパンがあるから、それを持って行ってよ。カボチャのスープも作ったから、ポットに詰めるまでの間待ってて」
「早くしてね」
「わかってる」
そう言って、義人さんはキッチンに走って行った。
「あなたたちは念のため、泊まりの準備をしてきて。ママは義人と一緒にお弁当を準備するから」
母さんにせかされて、僕たちは2階にある自分たちの部屋へ急いだ。