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ツインズ・ラブ

第14章  嫌な予感(Side葉月)

 司のパジャマに手をかけて、ズボンと下着を一気に足下まで下ろす。足下に絡まった服が司の動きを封じてくれる。
「やっ」
 嫌がって抵抗しようとして司に愛の言葉をささやく。
「俺は、血の繋がりなんか関係なしに誰よりも司を愛しているよ」
 司の顔が真っ赤に染まり、動きが止まった。
「誰よりも。だから、ね?一緒になろう」
 
 それからは夢を見ているようだった。俺の下で快感にあえぐ司を見ることが出来たのだから。

 司と思いが通じた。
 そう思った夜だった。

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