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ツインズ・ラブ

第15章  僕と葉月(Side司)

 葉月は枕元から何かのボトルを出してきた。そのボトルの液体を手に取り、微笑む。
「ただの化粧水だから、心配しないで」
 そう言って、その手を信じられないところに伸ばしてきたんだ。
 お尻の・・・・。
 僕は驚いて、僕の身体を覆っている葉月をどかそうとした。
 でも、葉月はびくともしなかった。
「司とひとつになりたいんだ。我慢してくれるよね」
 耳元で息を吹きかけながら、ささやかれる。
 耳たぶを軽く噛まれた。
 その瞬間、身体を電撃が走ったように快感が襲う。
 そのとき、僕の身体から力が抜けてしまったのだと思う。
 葉月は、僕のお尻に自分の指を入れた。化粧水で潤った指が僕のお尻の中を動いていた。
 気持ち悪い。
 さっきまで気持ちよかったはずなのに、その感覚がどうしても嫌だった。

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