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ツインズ・ラブ

第3章  思惑(Side 葉月)

 意識がもうろうとしているはずなのに、田中は首を振り続けた。
「じゃぁ、いかせない」
 アナルから肉棒を取り出す。それと同時に田中のものの根元を手でギュッと締める。
「しぃのみやぁ・・・」
 甘えた声を出し、俺を見つめる目はまだうつろだ。
「わざわざ俺が夜這いしてきてやってんのに、いらねぇんだろ」
 しっかりと根元は締めたままで、亀頭の先を指先で刺激する。獣のような体位だった身体を反転させ、抱きかかえる。目をみながら、再度ささやく。
「このまま、朝までいじめてやろうか」
 涙目で俺を見る田中。艶めいた視線がおよぐ。
「なぁ」
 ふぅっと耳に息をかける。その刺激にびくっつと田中の身体がはねた。

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