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　顔が真っ赤になる。
「いい？」
　どっちのこと？
　そう思っていると、葉月の手が僕の手に触れた。僕の手を握り、自分のものから離れさせる。
「力、抜こうね」
　葉月は微笑むと、僕にキスをした。
　くちゅ、くちゅ・・・
　僕の口の中で葉月の舌が暴れている。僕も精一杯、それに答えようとしているけど・・・。
　くちゅ・・・・
　飲み込めない、唾液が頬をつたう。
　息が苦しい・・・・。
「はぁっつ・・・・」
　やっと解放されて、息をついたそのとき、足が大きく広げられて、前からいれられた。
「いぁ・・・・」
　じゅく・・・、ずぼっつ
　葉月のものが前立腺を何度も往復して、刺激する。
「はぁっ」
　痛さよりも気持ちよさでどうにかなにそう・・・・。
　もう・・・・、ダメ・・・。
「ああぁン！あ、ひあぁッ」
　じゅく、ぱん、ぱん、ぱん
　腰を押しつけられることよりもパン、パンとなる音のほうが頭に響く。
「葉月ぃ・・・・」
　涙目で見つめると葉月が微笑んでくれる。目が少し熱を持っている気がする。
「司、今度こそ、一緒にね」
　そう言われて、また腰を打ち付けられる。
　ぱん、ぱん、ぱん
「あぁんっつ」
　最奥まで一気に突かれて、僕のものがはじけた。
　ドビュッツ
　それと同時に僕のなかに、暖かいものが注ぎ込まれる。その感覚が僕の意識を飛ばした。
「ひゃあああぁッ！」
　意識をなくした僕の身体を葉月が受け止めてくれたのが分かった。