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ツインズ・ラブ

第19章  責められ、攻められ・・(Side司)

「疲れて、動けないようにしてやるよ」
 にまっと微笑んだ葉月は、僕のパジャマに手をかけた。
「はづき・・・、ちょっとまって」
 ホテルでしてから、葉月は僕に触れてこなかった。
 そのことに一時期悩んでいたのは事実だけど・・・。朝からなんて、恥ずかしすぎる。
 それに、こんなことしてたら、遅刻しちゃう。
「こんなことしたら、遅刻するよぉ」
 ちょっと語尾があがった。
 葉月がパジャマ上着を脱がして、僕の胸に軽く唇を当てたからだ。
「おとなしくしていれば、1時間目には間に合うよ」
 1時間目は9時開始。
 あと40分はある。
 って・・・冷静に考えている場合じゃなかった。
 どんどん、葉月の手はいやらしくなっていく。

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