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ツインズ・ラブ

第19章  責められ、攻められ・・(Side司)

「でも、これ以上学校を休むのはよくないよ?」
 もう1人でも大丈夫だから、学校にいってほしい。
「ね、お願い」
上目遣いでお願いしてみると葉月は呆れた様子で僕をみていた。
「そんな顔でお願いしてもダメ」
ダメ?
「司がきちんと一人で大人しくしていないから、ダメ」
 可愛らしくお願いしてみてもダメか。普段なら、これでOKなのに。
「それとも・・・、無理矢理、起きられないようにしようか」
 にこっと微笑んだ葉月の顔は、なんだか怖かった。
 無理矢理。
 起きられないようにって?
 何をされるの?
 僕・・・・、大丈夫?
「大丈夫。気持ちのいいことしかしないから、ねっ?」
 じわりと葉月が僕に近寄ってくる。思わず、僕は後ずさりした。

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