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ツインズ・ラブ

第19章  責められ、攻められ・・(Side司)

「少しずつ、ステップアップしていくからね」
 笑顔で僕の頭をなでながら、僕の頬に飛んだ自分の精液をぺろっと舐めた。
「汚れてしまったね。ふいてあげるから、待ってて」
 そう言って、葉月は洗面所に消えた。
 ステップアップ?
 もっと、色々?
 いろいろって何?
 葉月は濡れタオルをもって、洗面所からでてくる。
「今夜が楽しみだね」
 葉月は丁寧に僕の顔をお湯でぬらしたタオルで拭ってくれた。
 今夜も・・・?
 これ以上に色々?
 葉月の上機嫌さとは裏腹に、僕は少し不安だった。
 今夜、待ってるなんて・・・。
 言わなければ、良かったかも。
 でも、これだけ楽しみにしている葉月にやっぱりやめようとは、言えない。
「手加減してね?」
 そう、おねだりすると、
「ほんと、司は可愛いね」
 今度は深く、キスをされた。
 そのキスは、僕が止めるまでしばらくの間、続いた。
 
 

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