ツインズ・ラブ
第20章 揺れる想い(Side神田)
「今日の葉月さん、異様に機嫌良くないか」
「確かに」
「さっき、鼻歌歌いそうな雰囲気だった」
「昨日までぴりぴりしていたよな」
「うん」
「会長、具合が良くなったのかな」
「そうだといいな」
放課後、生徒会室でそんな話で盛り上がるほど、葉月の機嫌がよかった。
今ならどんなミスでも許してもらえるぞ、今が相談時だと色々な無理難題を投げかけられても、顔色一つ変えることなく、対処していた。
「それに引き替え、田中センセ、大丈夫かな」
「今日も早退してなかった?」
そう、司よりも田中先生のほうが気になる。あれから、やっとのことで学校にきているような感じだった。
眠れていないのか、目の下にはクマができているし。
「確かに」
「さっき、鼻歌歌いそうな雰囲気だった」
「昨日までぴりぴりしていたよな」
「うん」
「会長、具合が良くなったのかな」
「そうだといいな」
放課後、生徒会室でそんな話で盛り上がるほど、葉月の機嫌がよかった。
今ならどんなミスでも許してもらえるぞ、今が相談時だと色々な無理難題を投げかけられても、顔色一つ変えることなく、対処していた。
「それに引き替え、田中センセ、大丈夫かな」
「今日も早退してなかった?」
そう、司よりも田中先生のほうが気になる。あれから、やっとのことで学校にきているような感じだった。
眠れていないのか、目の下にはクマができているし。