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ツインズ・ラブ

第27章 仲直りH (Side葉月)

 くちゅ・・・
 何度も角度を変えながら、唇をあわせる。
 どんどん息があがる。ただキスをしているだけなのに興奮する。
「はぁづきぃ・・・」
 無意識に司がすり寄ってくる。
 そのしぐさが妙に色っぽくて、興奮する。
 ただキスしているだけなのに・・・。
 くちゅっつ、ぐちゅ・・。
 ふぅっ・・・。
 頬にかかる吐息が熱い。
「ベッドに行こうか」
 司の耳に囁くようにつぶやくと、司は恥ずかしそうに、コクンと一度頷いた。

 司の手を俺の首に巻き付けさせると、そのまま司の身体を持ち上げた。
「しっかりつかまってて」
 身体が熱い・・・。
 明日は休み。じっくりと司をあじわえる・・・。
 時間はたっぷりある。ゆっくり、時間をかけて・・・。

 自分の理性を保つために、何度も繰り返し、自分に言い聞かせる。ゆっくり・・。やろうと。

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