ツインズ・ラブ
第30章 番外編① 司 & 葉月
「お昼、何にする?」
少し顔が赤くなってしまった僕は、照れを隠すために昼食の話題を振る。
「そうだなぁ・・・・。たまには、作ろうか?」
葉月は中学生の頃、義人さんによく料理を教わっていた。だから、料理上手で、定番の家庭料理は短時間で作ってくれる。
「ほんと?」
久しぶりの葉月の手料理。
偏食気味の僕を心配していつもは葉月が作ってくれるんだけど、最近は文化祭で忙しくて、食堂での食事ばかりだった。
「そうはいっても、冷蔵庫の中身が乏しいから、パスタくらいしかできないけど」
「和風パスタがいい」
「それなら、きのこパスタでいいか?」
「うん」
「30分もあればできるから、それまで勉強してて」
葉月はもう一度、今度は頬にキスをすると、簡易キッチンへ去って行った。
少し顔が赤くなってしまった僕は、照れを隠すために昼食の話題を振る。
「そうだなぁ・・・・。たまには、作ろうか?」
葉月は中学生の頃、義人さんによく料理を教わっていた。だから、料理上手で、定番の家庭料理は短時間で作ってくれる。
「ほんと?」
久しぶりの葉月の手料理。
偏食気味の僕を心配していつもは葉月が作ってくれるんだけど、最近は文化祭で忙しくて、食堂での食事ばかりだった。
「そうはいっても、冷蔵庫の中身が乏しいから、パスタくらいしかできないけど」
「和風パスタがいい」
「それなら、きのこパスタでいいか?」
「うん」
「30分もあればできるから、それまで勉強してて」
葉月はもう一度、今度は頬にキスをすると、簡易キッチンへ去って行った。