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ツインズ・ラブ

第30章 番外編① 司 & 葉月

「大丈夫?」
 心配そうに声をかけられる。
 少し頭がぼーっとしているけど、大したことはなさそうだ。
 大丈夫だと頷くと、葉月は笑顔を見せた。
 その笑顔が格好良くて、顔が赤らむ。
「無理させて、ゴメン」
 髪をなでられる。
 頭がぼーっとしているためか、少しずつ意識が遠のく。
「ゆっくり、休んで」
 その言葉が耳に聞こえてきたときには、僕の意識はほとんど眠りについていた。




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