ツインズ・ラブ
第31章 番外編② 司&葉月
じわっと涙が目に浮かぶ。
「いじわるな、葉月は嫌い」
身体ごと後ろを向いて、葉月と向き合いながら、涙目で訴えた。
「司?」
声が少しうろたえている。
僕は葉月の胸に顔を埋めると、
「きらい」
ボソッと呟く。
「司君」
なだめるような葉月の声。
「き・・・」
らい・・・と言おうとしていたのに、葉月は僕の顔を無理矢理上げさせると、その口をふさいだ。
ちゅっ・・・
「お願いだから、それ以上、その言葉を言わないで」
触れるだけのキス。
「俺が悪かったから」
真剣な瞳。
「冗談でもその言葉を司から聞くのは、つらい」
葉月は僕を優しく抱きしめてくれた。いつの間にか、あれだけ元気だった葉月のは・・・。元気がなくなっていた。
「ね?」
葉月のお願いする顔に・・。
僕は昔から弱い。
「好き・・・だよ」
何をされても。嫌いになれない。
「他の誰もが葉月のこと、嫌いになっても。僕は、葉月のことが好きだから」
「いじわるな、葉月は嫌い」
身体ごと後ろを向いて、葉月と向き合いながら、涙目で訴えた。
「司?」
声が少しうろたえている。
僕は葉月の胸に顔を埋めると、
「きらい」
ボソッと呟く。
「司君」
なだめるような葉月の声。
「き・・・」
らい・・・と言おうとしていたのに、葉月は僕の顔を無理矢理上げさせると、その口をふさいだ。
ちゅっ・・・
「お願いだから、それ以上、その言葉を言わないで」
触れるだけのキス。
「俺が悪かったから」
真剣な瞳。
「冗談でもその言葉を司から聞くのは、つらい」
葉月は僕を優しく抱きしめてくれた。いつの間にか、あれだけ元気だった葉月のは・・・。元気がなくなっていた。
「ね?」
葉月のお願いする顔に・・。
僕は昔から弱い。
「好き・・・だよ」
何をされても。嫌いになれない。
「他の誰もが葉月のこと、嫌いになっても。僕は、葉月のことが好きだから」