ツインズ・ラブ
第32章 番外編③ 司&葉月
「ただいまぁ」
悶々と悩んでいると、ドアが開く音と暢気な司の声がした。靴を履き替えるような音がして、しばらくするとリビングに制服姿で司が現れた。鞄も持っているところを見ると、今帰宅したばかりのようだ。
「おかえり」
ちょっと引きつりながら、笑顔で司を迎える。
「遅くなって、ゴメンね」
怒っているのを顔で悟ったのか、司が開口一番に謝る。
「心配した。・・・・連絡くらい欲しかった」
できるだけ、冷静に。呟くように告げた。
「うん。わかってはいたんだけどね。実は・・・」
それから司は今まで連絡できなかった理由を俺に説明してくれた。生徒会室のパソコンがインターネットに接続できなくなって、その原因を究明していて、遅くなったらしい。
「結局、ハブが故障していたのが原因だってわかって。それから、新しいハブを購入するために物品購入伺を書いて、それからそれを事務室へ提出して来たんだ」
「それで、つい仕事に夢中になって、俺のことをすっかり忘れていたと?」
「うん・・・。ゴメン。仕事が終わってからメールすることも考えたんだけど・・・。直接謝ったほうがいいと思って・・・・」
しゅんとした司の姿も可愛い。そう思うのは、惚れた弱みか。
「いいよ。許してあげる」
「ほんと?」
「ただし・・・。今夜はご奉仕決定な」
にこっと微笑むと、司の顔は真っ赤になった。
悶々と悩んでいると、ドアが開く音と暢気な司の声がした。靴を履き替えるような音がして、しばらくするとリビングに制服姿で司が現れた。鞄も持っているところを見ると、今帰宅したばかりのようだ。
「おかえり」
ちょっと引きつりながら、笑顔で司を迎える。
「遅くなって、ゴメンね」
怒っているのを顔で悟ったのか、司が開口一番に謝る。
「心配した。・・・・連絡くらい欲しかった」
できるだけ、冷静に。呟くように告げた。
「うん。わかってはいたんだけどね。実は・・・」
それから司は今まで連絡できなかった理由を俺に説明してくれた。生徒会室のパソコンがインターネットに接続できなくなって、その原因を究明していて、遅くなったらしい。
「結局、ハブが故障していたのが原因だってわかって。それから、新しいハブを購入するために物品購入伺を書いて、それからそれを事務室へ提出して来たんだ」
「それで、つい仕事に夢中になって、俺のことをすっかり忘れていたと?」
「うん・・・。ゴメン。仕事が終わってからメールすることも考えたんだけど・・・。直接謝ったほうがいいと思って・・・・」
しゅんとした司の姿も可愛い。そう思うのは、惚れた弱みか。
「いいよ。許してあげる」
「ほんと?」
「ただし・・・。今夜はご奉仕決定な」
にこっと微笑むと、司の顔は真っ赤になった。